
化学物質過敏症とは

シックハウス症候群という病名は比較的馴染みがあると思います。建築素材に含まれる有毒物質・ホルムアルデヒトの影響で目がチカチカしたり、頭痛やめまいが生じたりするなどの症状が現れ、新築やリフォームの際に不調を訴える場合が多いとされています。近年は壁紙や接着材等の建材の成分がかなり配慮されるようになりました。

化学物質過敏症(Chemical Sensitivity)は日常生活の中のあらゆる化学物質、例えば、洗剤・化粧品・農薬・排気ガス・消毒剤・塗料・タバコ臭・印刷物のインク等々に反応して様々な不定愁訴が生じ、重度の場合、厳しい神経症状に苦痛を覚え、身の置き場にも苦慮し、通常の生活が困難になってしまうという大変な難病です。その発生メカニズムは完全には解明されておらず、抜本的な治療方法も確立されてなく専門医も極めて限られている現状です。
私の経験
20年近く前、事情があり専門医先生の指導を頂きながら、長年これら患者さんのケアーを行っていましたが、反応の対象や程度に大変個人差がある点も特徴で、対応が困難になっている一因です。

私自身、かつて化学物質の影響は何ら被らなかったのですが、この難病の実情を知るにつれ、徐々に体に影響を感じるようになりました。例えば、柔軟剤や強い化粧品の香り、タバコ臭などに当たると、舌が痺れたり、四肢が痛くなったり、酷い場合、殺虫剤を浴びせられた蚊のごとく、脱力してヘロヘロになって回復にかなりの時間を要すこともあります。

患者さんが苦痛を覚える匂いはどんなものか?それらを避けるように注意した結果、脳が学習し、自らの体や五感で害を認識するようになったのかも知れません。
この病気をテーマにしたTV番組の制作にも関わったことがありますが、担当のディレクターも似たような経験について話していました。素人ながら脳の記憶や認識などが関わっているように思います。

情報
全国に多数いらっしゃる患者さんはみなご自身なりの対策をとりながら、何とか凌いでいらっしゃることと思います。この難病については書いても書き切れないものがありますが、長年の患者さんなどとのやリとりの中で、何かお役に立ちそうな情報があれば、自分なりに発信してみたいと思います。患者さんにはどうかお気を付けてお過ごしいただきたいと切に願っております。


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