3月5日

啓蟄 3月5日 – 3月19日 光と暖かさに 動物たちが目を覚ます
地上に現れる虫や動物。始動の時。
【初候】巣籠りの虫戸を開く

少し前、2月4日、関東地方で過去最も早い春一番が吹いた日。
帰路を急ぎ足で歩いていると、
ヒョコヒョコと大きな物体がアスファルトの地面をゆっくり移動・・
カエルでした。
その後も何匹か出くわしたのですが、強い春風による大気の動きで、
まさに春を感じたのか?
二十四節季では啓蟄にカエルなど、冬眠していた虫たちが活動し始める~と。

草花も芽吹き、本格的に花咲き始める時期。
タラの芽は人気の山菜でこれも随分早くから総菜のてんぷらがスーパーに並んでいます。
ほろ苦い山郷の味・・採り立てを揚げたら、さぞかし美味しいのでしょう・・
【次候】桃始めて咲く

故郷・新潟の実家には沢山の木が植わっていましたが、桃は無かったです。
梅・桜の影で存在感は薄れ、花としてより果実としての顔がメインですが、
濃いピンクで咲き誇る姿はとてもキレイだと思います。
だから特別に桃の節句としての冠をいただき、古くから愛されたのでしょう。
【末候】菜虫蝶と化す

実家の畑のキャベツやニンジンなどの野菜に這うイモムシを子供の頃に沢山見ました。
勿論、それが蝶になって舞う姿も・・

子供の頃、父に連れられ、夏に新潟市の海岸(今の新潟大学がある辺り、五十嵐浜)に行き、
ジョレンで沢山のアサリを獲った記憶があります。
湘南に移り住んでからは潮干狩りで有名な海の公園に、今度は子供を連れ、
バケツ一杯のアサリを獲ったものです。

味噌汁やスープ、酒蒸しやパスタの具、ミネストローネなどの煮込み~等々、
アサリはとても利用スパンの広い食材です。

だい鉄
何が一番?と聞かれれば、難しい質問ですが、
「あさりご飯」と答えるかな?


