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二十四節気 穀雨 4月20日 – 5月4日

藤ダイアリー
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「魚料理はじめました!」


*見出しの写真:藤棚が垂れ下がる姿は見事です。
 何故か、いつも近くをクマンバチが飛び交っています。

4月20日

穀雨
二十四節気 穀雨 4月20日 – 5月4日

雨の潤い 苗の恵み 花いっそう艶やかに


【初候】葭始めて生ず あしはじめてしょうず

「葦(あし)が芽吹き始める」といった意味ですが、
故郷の新潟ではこの ”葦(あし・よし)” は身近な存在でした。

だい鉄
だい鉄

「新潟」の「潟(かた)」とは「外海と分離してできた湖や沼」の意味で、 新潟は”新しい潟”だったのか?
実家の近くには新潟の他に・・
丸潟(まるがた)・長潟(ながた)・泥潟(どろがた)・鍋潟(なべがた)・鳥屋野潟(とやのがた)等々、
潟の字が付く地名が多々あります。


相当に肥沃な土地であったようで、実際、子供の頃には近くに沼のような湿原も多く、
新潟の方言ではこれらの湿地帯を「ヤチ」と呼んでいましたが、
水田はまさに文字通り、今と比べれば、相当に潤っていたらしく、
昔は稲刈りの際、刈った稲を船で運んだりしていた程・・

 *参照:潟のデジタル博物館

下は恐らく我が祖先の稲刈りの様子・・
水に浸かっての稲刈り~鎌で刈り取る手仕事・・

実家昔の田

子供の頃、かつて移動や稲の運搬に使った舟で遊んだ記憶があります。

昔は「ヤチ」固有の生物・コイやフナ、ウナギなども獲れたようですが、
浮葉植物である「ヒシ」を(父が採ってきたのか?)茹でて食べさせられた覚えもあります。
クワイのようなホクホクした食感たるも、さほど甘さはない素朴な味だった気がします。

▼ヒシの実

ヒシ

そして、この「ヤチ」に ”葦(あし・よし)” は群生しており、
当時は当たり前の光景だったのです。

話が少し飛んだのですが、”葦(あし・よし)”というなら、
葦簀張り(よしずばり)という言葉は今も通じるでしょう。
これも故郷の想い出ですが、片田舎の村でも昔は祭になると出店(でみせ)もありました。
よしずばりに囲まれた出店のかき氷やおでん(ただ、こんにゃくを甘辛く煮ただけでしたが・・)
をよく覚えています。
今、自生の ”葦(あし・よし)” を見る機会は殆どなくなりました。

実家近くの「ヤチ」はその後、農村にも押し寄せた近代化!?により、
或いは基幹産業としての農業、その生産性を高めるため!?か、
道路や用水路が整備されながら、いつしか消失してしまいました。




さてと・・

▼ 旬のホタルイカ漁は故郷新潟のお隣・富山の風物詩でもあります。
スーパーで富山のホタルイカ”大粒”が売られていたので、
生姜醤油でいただきました。
今や冷凍品もあり、通年入手得できますが、獲れたての釜揚げはプリプリ~格別です。

ほたるいか

春告魚と呼ばれるメバルは新鮮ならば、刺身は歯ごたえある甘みが美味。
濃い味つけの煮付けもよく、骨は一晩干して素揚げすれば、恰好の骨せんべいに。
キレイな白身はアクアパッツァにもうってつけです。

メバルのアクアパッツァ

【次候】霜止み苗出ず しもやみなえいず

今年は桜も早かったですが、ツツジも例年になく早咲きで、既に盛りを過ぎています・・
梅~桜~ツツジ~紫陽花に至る、春から初夏にかけての花の豪華リレーが毎年の楽しみですが、
この分だと夏も早く、猛暑も長いか・・少し滅入ってきます。

ツツジ

本来の深山に自生している群落を、解けだした雪渓に見い出す喜びは格別だろうに・・
好物の行者にんにく。
春早い山を想う・ニンニクとニラを混ぜたような~行者ニンニクの独酌
ニンニクとニラを混ぜたような独特な匂い。別名アイヌネギは標高の高い清流沿いに自生。白土三平師曰く「深山に入りムスビと一緒に採りたてをかじるが最高」。春早い雪渓の中で見出せばどんなに嬉しいか・・静かに杯を重ぬる。山にまた春がやってきたのだ・・


行者にんにく

【末候】牡丹花咲く ぼたんはなさく

OFFの日課で犬の散歩で公園や海沿いに向かえば、
道端の所々でからすのえんどうの花が目につきます。
小さくても、明るい春にとても似合います。

からすのえんどう

上品な白身のあいなめも春の魚。
骨が多く、骨切りが必要とのこと・・今度トライしてみたいと思います。

あいなめ



だい鉄
だい鉄

故郷では今年も田植えが始まっているのか・・


未だ機械化されておらず、田植え機などなかった子供の頃には、
それこそ親戚の人手も借りて、一家総出の作業でした。
腰を曲げた重労働に子供の自分はへこたれ、大人は凄いと思いつつ、
我慢に我慢、辛うじて付いて行った想い出があります・・


作業を終え、みなで植えた田を見やると、早苗は整然と並び、あたかも喜んでいるように
春のそよ風に吹かれ~揺れていました。


田植え


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