
50代半ばに中出刃を求め、指南書に従い魚を捌き、好きなように食していますが、旬の美味しい食膳は財布にも優しい、お楽しみです。魚を追う内に四季折々の野菜にも魅力を感じ、故郷新潟の畑を思い出し売り場を眺めます。誇れるものはなく成功や安定から程遠い自分ですが、振り返るといつも食は私の中でテーマとして存在していました。これまでを無にせず今日の日を大切に、季節の魚介・野菜を楽しみながら自身をガイドしていきます。

クレソンの旬

別名:オランダガラシというアブラナ科の植物。自生のクレソンは3月~5月が旬といいますが、実際は栽培物が殆どで、通年出回っているそうです。元々ヨーロッパ原産が明治の頃、日本に持ち込まれ、とても繁殖力が強いので湿地や川べりなどに根付き、全国に広まったのだと。
香り高く、辛味と苦みを併せ持ち、西洋料理(死語!?)でステーキなどの付け合わせに載っているイメージです。クレソンのツンとした香りとピリ辛く、かつ苦い風味が重厚な肉料理の味を調整する役を担っているということで、和食の刺身の添え物や”つま”に通じるものがあります。
かなり生命力・繁殖力の強い水生植物です。近所の広い公園の人工的なせせらぎの際でも、かつて春になると見られました。犬の散歩で顔見知りの女性は喜んで摘んでいました。


だい鉄
自分は?というと、その辺りで結構犬がおしっこしているのを見ているので、摘むには至らず・・デス、ハイ(^^;
材料・手順・味わい
前回、菜の花とカサゴのアクアパッツァでカサゴを求めた、地元神奈川藤沢市・Luz湘南辻堂の中の鮮魚店ですが、実は野菜売り場も併設しており、季節の野菜がお値段お手頃で並んでいます。茅ヶ崎駅前雄三通りに本店があるこのお店は茅ヶ崎・辻堂界隈の人気店です。
こちらでクレソン2束が98円という特価でしたので、春先取りのサラダを献立にしようと。
