春から夏に~季節の移ろい
二十四節気・七十二候~旧暦は季節の移ろいを教えてくれます。
中でも雨水(2/18~3/4頃)から小満(5/21~6/4頃)に至る月日の流れ・・
冬の終わりに春を心待ちにし、夏に向かっていく時期までの季節感が好きです。
そして季節の花。梅~桜~ツツジ~紫陽花~この豪華リレーは楽しみです。
この季節の食材も好物ですが、中でもとても楽しみにしているのが”タケノコ”です!
筍の季節がやってきた!
●イネ科
●地域差がありますが、最も美味しいとされる孟宗竹はおおよそ3月から4月です。
筍前線は九州から徐々に上がってきます。→(注1)
タケノコが店頭に並び始めると、(またこの季節がやってきたな)と実感します。
4月終わり頃には近所のスーパー・湘南野菜コーナーに地元農家さんのタケノコが並びます。
だい鉄
採れたては切り口が濡れています。
それを見て個体を選びます(^^)
魔法の調理鍋・サーマルクッカー
いまやすっかりお馴染みとなった、シャトルシェフなどの保温調理鍋。
外鍋が真空構造になっており、サッと加熱調理した内鍋を外鍋に入れて蓋をします。
あとはとろ火にかけた状態が維持され、火を使わなくても調理が進行するというもの。
(別名:真空断熱調理鍋)
そして廃版後、20年以上経ちますが、シャトルシェフのアウトドア仕様がサーマルクッカーです。
アウトドア用のためデザインや色合いはシンプルで、持ち運び用のハンドル付き。
大・中・小と3サイズの展開で、特に大は内鍋が2ケの構成でした。
下の鍋でご飯を炊いて、上の鍋でカレーを作る~一石二鳥の調理が出来るスグレモノ。
保温調理以外にも果物を冷やしておいたり、ワインクーラーとして使ったり、重宝したものです。
だい鉄
かつて20年ほど運営していた楽天市場の店舗にて
2000年~2003年当時、一世を風靡した魔法の調理鍋です(^^)V
アク抜きも楽し♪
このサーマルクッカーでタケノコのアク抜きをやってみました!
勿論、通常の保温調理鍋でも同様にアク抜き可能です。
リンク
だい鉄
大・中・小のサーマルクッカーを当時流行った歌・団子三兄弟をもじり、”サーマルクッカー三兄弟”と名付けていました。
今回はその内の”次男”を使いました(^^)
”次男”の内鍋のサイズ(直径約18センチ)に見合った大きさのタケノコを選びました。
【サーマルクッカー(真空断熱調理鍋・保温調理鍋)を使ったアク抜き】→(注2)
▼上部を落として切り込みを入れ、米ぬかと鷹の爪を入れて火にかけます。
だい鉄
注意点は目を離していると煮立った米ぬかが吹きこぼれ、レンジを汚してしまうこと・・
後の掃除が大変@@
そこだけ気を付けて20分程おもりをすれば、あとはほっとくだけ♪(^^)V
外鍋の中でトロ火にかけているかのように調理は進行します。
1時間弱経ってから内鍋を出せば、アク抜きは完了!その後、ゆっくり冷まします。
(お昼前に仕込めば、夕方位にはタケノコを取り出せます)
初物の刺身~
アク抜きを終えたタケノコを切り分けたら、先の柔らかいところを刺身にて。
これが毎年の楽しみ~旬の初物です!
そしてオーソドックスな若竹煮。
少し堅めを好みます。心和む和のお味・・
だい鉄
茹でたタケノコはパウチされ、通年入手可能。でもやはり朝採れに近いものを選び、自身でアク抜きしたものこそです。
美味しい刺身はそれでないといただけない。
若竹煮もまた、口中で微かに感じるほろ苦さ・・これが泣き所。
*この記事はしばらく倉庫に仕舞っていたものを 2024年5月28日に手直ししたものです。
併せて以下もご覧ください。
【参考サイト】
(注1):旬の食材百科 タケノコ(筍/たけのこ) https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun-vegetable/takenoko.htm 2022年4月29日
【参考文献】
(注2):Cook Book 保温調理クッキングブック 日本酸素サーモス事業本部(シャトルシェフ商品付属)78P
(注1):旬の食材百科 タケノコ(筍/たけのこ) https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun-vegetable/takenoko.htm 2022年4月29日
【参考文献】
(注2):Cook Book 保温調理クッキングブック 日本酸素サーモス事業本部(シャトルシェフ商品付属)78P
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50代半ばに中出刃を求め、指南書に従い魚を捌き食していますが、旬の食膳は美味しいし、財布にも優しい。魚を追う内に四季折々の野菜や山菜も気になり、故郷新潟の畑を思い出し売り場を眺めます。魚介や山菜は市場や鮮魚店、青果店、そして産直通販でも求めますが、野菜については自宅前の”駐車場の畑”で、一部、家庭菜園を始めました。