前回の栽培記録は畑の準備を終えたCゾーンで種まきした、ほうれん草の模様をお話しました。
今回はDゾーンで、ほうれん草と同じ日に種まきしたナバナの様子をお伝えします。
3月頃の収穫となりそうです。適宜、情報を追加していきます。
種まき
【10月9日】
種まき前の畑の状態(左:Cゾーン 右:Dゾーン)です。
【10月14日】
畝立て
*この段階で既に1週間程前、元肥は終えています。
(抜粋)タネまきは、条間20cmとってすじまきします。タネまき後は、虫予防に寒冷紗をかけておきます。
1)支柱ですじまき線をつけて、タネを2~3cm間隔で深さ0.5cmくらいにすじまきする。
2)薄く覆土して表面を軽くたたく。乾燥していたら水を与える。
3)トンネル支柱を土に挿し込んで、寒冷紗をかける。出典:五十嵐透著 おいしく育てる野菜づくり 失敗しないコツと対策 株式会社ナツメ社 2016年3月8日初版発行 143ページ
【10月22日】
▼ 支柱で、すじまき線をつけます。
▼ 小さな種。青い色が意外です。
▼ 水をまき、湿らせます。
種まきを終えたら ”寒冷紗” をかけます。
▼ アーチ型支柱、寒冷紗共々、ダイソーで調達。
▼ ほうれん草の記事で触れましたが、猫対策に猫除けの砂をまきました。
種まき終了!
【10月27日】
芽が出てきました。
【11月1日】
水やり~間引き~追肥
https://kateisaiennkotu.com/yasainosodatekata/yousairui/nabana.html 注1)
以下、参考箇所抜粋です。
【水やり頻度(タイミング)】
種まき後(苗の植え付け後)から約1週間程度はこまめに水やりをしますが、その後は用土の表面が乾いたタイミングで水やりをしましょう。
【間引きのタイミング】
1回目の間引きは本葉が1~2枚になった頃で2本立てにします。2回目の間引きは本葉が3~4枚になった頃が目安の時期で、元気な苗を1本だけ残しましょう。
最終の株の間隔は10~15cmです。
【追肥の時期(タイミング)】
ナバナは収穫までに2回ほど追肥を施しましょう。1回目は本葉が7~8枚になった頃で、2回目はトウが経ち始めた頃が追肥の時期です。
露地栽培の場合、1㎡あたり20~30gを与えましょう。列の両側に肥料をまいて用土をほぐして株元に土寄せしておきます。
【11月5日】
寒冷紗を掛けていて朝露で湿っていたせいか?そうそう土は乾いているように見えませんでした。
が、この日、全体にしおれている感じだったので水やりしました。
【11月6日】
心なしか?元気になったようです。
【11月12日】
成長しています。
【11月19日】
すじまき線から遠く外れ、畝の外に種がこぼれたようで、その場所にも育っています。
【11月23日】
間引きはほうれん草の時もそうでしたが、全体にクタっと倒れてしまい、途中で止めました。
込み合い過ぎか?かつ、根が弱く浅過ぎなのか?土寄せするも、果たしてこれでいいのか?
以降、この繰り返し・・
だい鉄
間引き菜は味噌汁に入れ、美味しくいただきました(^^)
【11月29日】
前回、途中だった間引き・・やり残した続きをやってみるも、やはりクタっとなる・・
葉の色も薄く黄色っぽく、弱々しい感じ。日当たりが悪いせいか?
【12月3日】
この陽射しがもっとあれば・・
恐る恐る、残った部分を少し間引く。この日から寒冷紗は開けたままに。
【12月24日】
大分うっそうとしてきました。乾いていたようなので、水やりしました。
【12月30日】
畝の中の雑草を抜きました。
だい鉄
元気に育ってくれれば・・
花が咲いた~待春の味覚
年が明けて・・
【1月8日】
だいぶ育ちました。ここまで大きくなれば、間引きというより収穫か?若い菜を摘みました。
▼ 初物のおひたしです♪
【1月28日】
そして予想外に早かった!花が咲きました!
種を蒔いてから間引きまで、それからも果たしてこれでいいのか?と思いながらもナバナは育ち・・
3月位か?と思っていた開花に喜びつつ、少し焦りました。
蕾が出来始めた頃に主枝を摘芯と、指南のサイトや本にあったので、慌てて蕾と主枝をカット。
脇芽・・つまり葉が多く出るようにということ。今回も果たしてこれでいいのか?
【2月4日】
そして、2月になり、花がしっかりと咲き、駐車場の畑は一足先に春の気配が。
咲く菜花を摘むのは心苦しく、美味しいのは花開く直前とのことで、選んでハサミを入れました。
▼ 菜の花の辛し和え
幼少期から親しんでいた菜の花は春の訪れを感じさせる素朴な花であり、好きな食材です。
秋冬の畑ではこのナバナを育てたい!そう思い、土づくり、畝づくりから始めた試行錯誤・・
▼ カサゴと菜の花のアクアパッツァ
これはかつて市販のものを使いましたが、今回は畑のナバナを使ってみました!