*この記事は2020年11月18日に公開後、倉庫に仕舞った記事を2022年11月に一部書き換え、追記したものです。
故郷から届いた美味しいもの
この秋も故郷新潟の母から嬉しい荷物が届きました。
▼ さわし柿と食用菊
さわし柿については下記に記載しました。
同梱の ”食用菊” ・・これも美味しい故郷の秋が味わえます。
今回は食用菊を美味しくいただいた様子をご紹介します。
食用菊の種類
総菜として食べられる ”食用菊” は山形、青森、新潟など、東北や日本海側の限られた地域の伝統食材です。
実際、東京生まれ、東京育ちの家人は食用菊に馴染みがありませんでした。
私はと言えば、実家の畑に咲くこれらの菊は、毎年、秋になれば食膳に載っていたものです。
▼ 2020年11月に届いた食用菊
だい鉄
差し込む秋の柔らかい日差しに映えるパープルと黄色です。
●食用菊の品種は色々あります。
山形で「もってのほか」、新潟で「カキノモト」と呼ばれる紫の菊や黄色の「阿房宮(あぼうきゅう)」が一般的です。
●こちら湘南ではスーパーに黄色い食用菊がパック入りで並んでいます。
実家の母に電話し、御礼がてら届けてくれた菊の名称を尋ねました。
だい鉄
ばかいっぺことありがとね。あの菊の名前、何(なん)てん?
(大変沢山、ありがとうね。あの菊の名前は何という?)
母
名前なてわっからね・・おら食用菊さか言わね
(名前なんて分からないよ。私は食用菊としか呼ばないよ)
素朴で嬉しく思いました(^^)
食用菊のおひたし
かつて届いた菊には母からの手書きのお浸しの作り方が添えられていました。
菊は芯を残して、手で花びらを散らし、洗わないで、湯をふっとうさせ、
スを入れて煮たったら、しゃもじでさっと返し、あまり長く煮ない事です、
ざるにあげ、冷水で2回位洗って、水を切る、
しぼると、ぐしゃぐしゃになるから、ざるに入れたまま、しばらくおく事、
スを入れて煮たったら、しゃもじでさっと返し、あまり長く煮ない事です、
ざるにあげ、冷水で2回位洗って、水を切る、
しぼると、ぐしゃぐしゃになるから、ざるに入れたまま、しばらくおく事、
だい鉄
ペンを手に取ることもあまり無いだろう母の、決してキレイな字とは言えないが、丁寧な字でした。
香る菊の花びらをちぎりながら、想いを馳せます・・
1) 洗わないで、湯が沸騰したら酢を入れて、花びらを入れます。
2) 再度煮たったら、しゃもじで2回位さっと返し、火をとめます。
3) ざるにあげ、冷水で2回位洗って、しばらく置きます。
4) 水が切れたらタッパに入れ、冷蔵庫に~ お楽しみです。
前述の作り方には食べ方も書かれていました。
ゴマダレ 正油 ポンズ 自分の好きな物をかけて食べる。
だい鉄
かつて実家ではみな味の素を振り、醤油をかけて食べていました。
ゴマダレ、ポンズ、なんて子供の頃は見たことも無かったです・・(^^)
ここはやっぱり、味の素と醤油でいただきました。
菊の味にコクが出ます。
懐かしい故郷の味・・
だい鉄
娘も恐る恐る(!?)同じく味の素と醤油で食べてみたら・・
田舎の味をとても気に入ってくれたようです(^^)
保存について
沢山送ってもらったので、一度には食べきれません・・
後日、その都度食べる分だけ小分けにラップに包み、冷凍保存します。
だい鉄
これでまたしばらくは故郷の菊が楽しめます・・(^^)
かきのもと(食用菊 柿の素)1kg入り
【2箱買うと送料無料】山形県産 食用菊 約800g ( 約80g × 10 )
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50代半ばに中出刃を求め、指南書に従い魚を捌き食していますが、旬の食膳は美味しいし、財布にも優しい。魚を追う内に四季折々の野菜や山菜も気になり、故郷新潟の畑を思い出し売り場を眺めます。本来、魚は釣り、野菜は畑で収穫し、山菜採りに山に入ればよいのでしょうが、今出来る方法で入手しています。