スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、等々、昔から色々と形容される秋ですが・・
やっぱり食欲の秋! 味覚の秋!~ 美味しいものが目白押しです。
今回は 梨! きっとみんな喜ぶ食べ方です。
前回、旬のイチジクで作ったコンポートを、梨で作ってみました♪
温暖化に伴い、夏の暑さが尾を引く近年ですが、それでも9月になれば、梨がスーパーや青果店に並びます。
新潟の実家は季節の野菜や果実に囲まれた代々の農家でしたが、梨の木は無く栽培もしていませんでした。
でも近くには米と共に二十世紀梨などの有名ブランドを主産物とした全国でも指折りの生産地域もありました。
▼ 袋掛けされた梨が実る畑
子供の頃に慣れ親しんだ、その二十世紀は1ケ1ケ、”二十世紀” と書かれた袋が掛けられ、出荷されていました。
だい鉄
正確には「廿世紀(にじっせいき)(にじゅっせいき)」と黒字で印刷されていました。
私の中では梨と言えば、シャリッとして、甘い~ ”二十世紀” と頭の中の回路で直結します。
もう一つ、新潟で食べていた梨の銘柄に”新興(しんこう)”があります。
新興は二十世紀と他の梨から生まれた新潟産の交配種で、二十世紀梨より少し遅れて10月中旬頃から出回ります。
甘さと柔らかな酸味があり、持ちがいい(保存性が高い)ことが特徴です。
*新興については次のサイトを参考にしました。
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/nashi-Shinkou.htm 注1)
そしてこの新興梨を子供の頃、よく祖母が茹でて食べさせてくれました。
以前、家人に尋ねると、「梨を茹でてなんて、食べたことはない」と・・
(田舎の食べ方なのだなあ・・)と思っていました。
最近、調べてみると、茹でた梨・・ ”煮梨(になし)” は我が故郷(新潟市江南区)の伝統食であると知りました。
*この煮梨については次のサイトを参考にしました。
http://senroku.info/method.html 注2)
(イチジクの次は、梨だ!)
祖母の味、懐かしい故郷の味を再現することにしました。
煮梨を作ろう!
1) 新興梨を2ケ用意
2) 皮を剥き、6等分します
3) 水400ccに上白糖120グラム溶かし、梨を入れ、アクを取りながら30分ほど火にかけます
(今回の梨は1ケ300グラムほど)
4) 最後に落し蓋をして、10分程度、弱火でコトコトさせて仕上げます
5) 火を止めて鍋に入れたまま冷めるのを待ち、熱が取れたら保存瓶に入れます
冷蔵庫に入れ、一晩寝かせます。
アイスを添えて~♪
翌日、楽しみに待っていた開栓~♪
だい鉄
バニラアイスと抹茶アイスを添えてみました~♪
◆ 梨は瓶の中でやさしい甘さに♪
◆ 冷えた煮汁はジューシーなシロップとなり、2種のアイスとよく合います
・・こうなると”梨のコンポート”です(^^)
◆ 冷えた煮汁はジューシーなシロップとなり、2種のアイスとよく合います
・・こうなると”梨のコンポート”です(^^)
今回も・・
だい鉄
旨(うま)っ ~ (^^)
美味しい梨の情報は故郷の梨直売農園のサイトをご覧ください ▼
(掲載許可いただいています)
美味しい食卓といい時間・・
旬の美味しさは限られた時期だから価値があるのでしょうが、それにしても儚く、出来れば長く味わいたい。
●旬の食材を少しでも長もちさせて味わいたい。
●一度に消費できない量の食材を保存しておきたい。
●瓶の中で寝かせることで熟成したり、味が変化したり~出汁やつけ汁も併せて楽しみたい。
●一度に消費できない量の食材を保存しておきたい。
●瓶の中で寝かせることで熟成したり、味が変化したり~出汁やつけ汁も併せて楽しみたい。
・・とても意味があることです。
自分だけの味を作ることができます。
酸味と甘み、特有の味わい!鳥取県産 新興梨 (3㎏)
365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」 (王様文庫) [ こてらみや ]
「安心」と「おいしい」は作れる 保存食と自家製レシピ【電子書籍】[ 黒田 民子 ]
▼ 産直の美味しい食材はこちらでも!
50代半ばに中出刃を求め、指南書に従い魚を捌き食していますが、旬の食膳は美味しいし、財布にも優しい。魚を追う内に四季折々の野菜や山菜も気になり、故郷新潟の畑を思い出し売り場を眺めます。本来、魚は釣り、野菜は畑で収穫し、山菜採りに山に入ればよいのでしょうが、今出来る方法で入手しています。