山菜と言えば、春のイメージ。
たらの芽やふきのとう、うどやわらびなど、売り場を賑わし食卓に載ることも多い山菜の旬はほとんど春です。
春は山菜好きにとって堪らない季節ですが、いつまでもとは行かず、暑い夏がやってきます。
夏野菜や夏の果物も美味しいですが、ほろ苦く、独特の味わいがする採れたての山菜も恋しくなりますよね。
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/2428694_s-t.jpg)
実はとっておきの夏が旬の山菜があることを知りました。一般にミズと呼ばれているうわばみそうです。
ミズとはどんな山菜なのか?採れる場所や食べ方は?どこで入手出来るのか?実体験した情報をまとめました!
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/2614491_s-500x334.jpg)
![](http://image.moshimo.com/af-img/1203/000000058832.png)
目に鮮やかな緑!癖がなく歯ごたえ最高のミズ(500g)
山菜の王様・ミズとは
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/23947888_s-500x375.jpg)
【イラクサ科のイラクサ科ウワバミソウ属】 標準和名:ウワバミソウ(蠎草/蟒蛇草)
カタハ、ミズナなどとも呼ばれ、古くから山菜として収穫されてきました。
主には茎を食すのですが、秋に節ごとに膨らむ肉芽部分もムカゴとして食べられています。
![ミズのムカゴ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/2718201_s-500x334.jpg)
生育地は渓流沿いや水の滴る崖、滝の近くなど、ウワバミ(大蛇)の住みそうな暗くジメジメした所。
ウワバミソウという名はここから来ており、茎に水分が多いことからから「水(ミズ)」とも呼ばれました。
![大蛇](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/391045-280t.jpg)
沢筋の湿地帯に群落を形成し大量に採取でき、春から秋まで約半年も食べられるありがたさ。
しかもクセがなく、様々な調理が可能。これが「山菜の王様」たる所以です。
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/3297046_s-500x331.jpg)
産地・時期
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/2614485_s-500x334.jpg)
全国の山間部に自生し、前述の通り、6月から9月頃にかけて各地で山菜として収穫されています。
根元の色によって、アオミズ、アカミズと区別されていますが、アカミズの方が粘りがあって美味しいとのこと。
![だい鉄](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2019/09/19t004.png)
市場には東北や信越地方から入ってくるようですが、中々お目にかかれません(TT)
*上記(山菜の王様・ミズとは/産地・時期)の作成に際しては次のサイトを参考にしました。
http://www.forest-akita.jp/data/sansai/16-mizu/mizu.html 注1)
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun-vegetable/%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%82%a4/akamizu.htm 注2)
ミズはどこで買える?
![赤ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/2614488_s-500x334.jpg)
私はこれまで不覚にも、この「山菜の王様」というミズを知りませんでした。
が、前回、長年恋焦がれていた「根曲がり竹」を入手した際、初めてその存在を教わりました。
産直サイトで採れたて根曲がり竹の販売を知り、喜び勇んで注文し、美味しくいただきました。
その際、販売元の取り扱い商品の中にこのミズがあったのです。
我が山菜の概念を覆す、夏でも味わえる山菜を知り、早速注文しました。
![](http://image.moshimo.com/af-img/1203/000000029524.jpg)
目に鮮やかな緑!癖がなく歯ごたえ最高のミズ(500g)
![だい鉄](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2019/09/19t004.png)
今回、そのミズが無事到着しましたので、届いた現物の画像共々、美味しい食べ方の実際をご紹介します!
美味しい食べ方あれこれ
採りたてがクール便で届いた!
7月23日朝の注文後、即座の自動配信の注文受付メールに続き、夕方には店舗から以下のメールが入りました。
![](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/22840224-400t.jpg)
また、ご予約順に発送となりますが、収穫時期や、詰め合わせセットの場合、
発送の順番が前後する場合がございます。(中略)
ご質問等はいつでも受け付けております。どうぞご遠慮なくお問い合わせください。
それでは、商品到着まで、お待ちくださませ。
![](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/22815799-80t.jpg)
![だい鉄](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2019/09/19t004.png)
前回の根曲がり竹の時と同様、自動配信の注文確認メールとは別に生産者のコメントが記載されたメールが届くと嬉しいです。
採れたてが届くなと実感します(^^)
・・そして、7月25日に
採れたてがクール便で届きました!
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1407-640-500x375.jpg)
●ヒートシールドで密閉されたポリ袋に入っており、お店の良心が伝わってきます。
![ヤマト運輸クール便](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1413-640-500x375.jpg)
下ごしらえ
先ずは下処理です。
▼ 鮮度抜群のミズ
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1420-640-500x375.jpg)
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1425-640-500x375.jpg)
1)葉をちぎり、茎と分けます。
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1433-640-500x375.jpg)
2)茎の薄皮をむきます。(葉をちぎる際、茎の下の方に引くと薄皮もスーとむけます)
![ミズの薄皮](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1437-640-500x375.jpg)
▼葉と茎
![ミズの葉](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1440-640-500x375.jpg)
![ミズの茎](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1452-640-500x375.jpg)
3)葉は1分ほど、茎は2分ほど茹で、冷水にとります。
![ミズの葉を茹でる](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1463-640-500x375.jpg)
![ミズの茎を茹でる](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1474-640-500x375.jpg)
![だい鉄](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2019/09/19t004.png)
赤い茎もゆでると色鮮やかな緑色に変わります!
塩昆布和え
![ミズ](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/24077381_s-350t.jpg)
目に鮮やかな緑!癖がなく歯ごたえ最高のミズ(500g)
上記ページにあるように、
くせがないので、様々なお料理として活躍してくれます。
茎の根元部分はゆでて叩くとぬめりができます。
薬味としてお使いいただくと、清涼感あふれるお料理にランクアップ。
また、葉はお浸しの他、天ぷらでお召し上がりください。
・・と、ミズは色々な食べ方でいただけます。
生産者おすすめのレシピのプリントも入っており、参考にしました。まず、こちら!
▼ 下処理した茎を食べやすく切り、塩昆布と生姜(せん切り)を加え、和えます。
![ミズ塩昆布和え](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1519-640-500x375.jpg)
![ミズ塩昆布和え](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1526-640-500x375.jpg)
(*以下のページも参考にしました)
●シャキシャキした歯ごたえと茎のとろみ~
●山中の沢を想う・・シンプルないただき方
![沢](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/24294799_s-400.jpg)
ミズとイカ・魚肉ソーセージの炒め物
こちらも参考にしました。
![ミズとイカの炒め物](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1489-640-500x375.jpg)
*魚肉ソーセージは安いし、結構好きです。仕上がりの量もほしかったのでイカに加えました。
(でも、結構なボリュームでした。茎は下処理もしているので、かさが減らないのですね)
●茎はシャキシャキ、中がトロッとしている
●筋(薄皮)が多少残っていても、とろみと重なり気にならない
●特に茎の根元部分のとろみが強い~ネバネバ感
葉もおひたしで
葉もおひたしでいただきました。
![ミズのおひたし](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1502-640-500x375.jpg)
*冷やした葉の塊を濃縮3倍のめんつゆをかけて。
●濃いめんつゆが効きます
▼好物のととろ昆布を入れ、下処理したミズの葉を加え湯を注ぎ、醤油を垂らしていただいた椀。
![ミズの葉の椀](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_1509-640-500x375.jpg)
産直は新鮮で安心!
今回、ミズを送っていただいた生産者のページには以下の記載があります。
![だい鉄](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2019/09/19t004.png)
運よく実店舗でミズが見つかれば、送料も発生するのでお値段は高いかも知れません・・
でもそれを差し引いても余る以下のメリットがあります!
2)食材の出どころ(誰が、どこで、いつ、どうやって採ったのか?)が分かって安心!
3)素材を熟知した生産者から美味しい食べ方を教えてもらえます♪
4)手に入りづらい旬の素材をオマケでいただくこともあります 嬉しい~♪
あらためてのご案内です!採れたての通称ミズことウワバミソウのお求めはこちらから!
![](http://image.moshimo.com/af-img/1203/000000029525.jpg)
目に鮮やかな緑!癖がなく歯ごたえ最高のミズ(500g)
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![本](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/04/22495588-200.jpg)
![](https://kenkou-saijiki.com/wp-content/uploads/2022/01/626599-4810t.jpg)
![](http://image.moshimo.com/af-img/0349/000000018522.png)