あさつきをかじる
子供の頃、亡き父が夕膳に畑からこいで(≒抜いて)キリンを飲みながら味噌をつけ食べていた。上京以来、早春に出回ると毎年真似ている。
今日、例年より2週間程早く並んだあさつきを買い求め、飛び切りの旬を頂く。
・・買い出し食材を積み込むべくハッチバックを開ける際にハッとした・・
リアウィンドウに映った白い眉の老人は20数年前の父の顔のようだった。
だい鉄
おおよそ1年前のこちらの絵日記ですが、楽しみにしていた”あさつき”が例年より2週間ほど早く野菜売り場に並んでいました。
早速買い求め、夕膳に並べ、上記、日記に書き添えました♪ 2022.1.10
正月気分もとうに抜け、1月も下旬となり寒さいよいよ厳しく、
こちら湘南でも池にも氷が張る頃・・
野菜売り場にあさつきが並び、ああ、またこの季節が・・と春がまた来ることを実感します。
こちらで入手するあさつきは庄内あさつき・山形産が多いですが、
故郷新潟の実家でも小さい頃から食膳に乗っていました。
畑で採ったあさつきをこれも自家製の味噌をつけてかじりながら、キリンビールを飲む~
父の姿を脇で見ていたものです。
だい鉄
実家では”あさづき”と呼んでいました。
父はよく夕飯前に「あさづきこいでこいや!」→(あさつきを畑から抜いて来てくれ)と母に言っていました。
上京以来、父の影響で、この季節に求め味噌をつけていただいています。
だい鉄
昔、実家には味噌蔵(みそぐら)があり、蔵の中の大きな味噌桶(おけ)には作った味噌が大量に入っていました。
幼少時から慣れ親しんだ味噌は望むべくもないですが、あさつきを食す際は極力越後味噌にしたいものです。
▼ 当然のごとく青い葉の部分もいただきますが、
これ位の量を食べると次第に口中がヒリヒリしてきます。
そこがまたあさつきの泣かせどころ(TT)
あさつきとベーコンの炒め
買い求める袋詰めのあさづきは一人でかじるには荷が重い量です。冷蔵庫で保管して数日経つと活きも悪くなるので、
その頃にベーコンとニンニクを加え、炒め物にします。
だい鉄
ベーコンの脂身とキリっと辛いあさつきはとても合います。
これだと家人も少しは食べてくれます(^^;
あさつきの酢味噌和え
ベーコン炒め同様、酢味噌和えにすれば家人も食べてくれます。だい鉄
これも好きな食べ方です。
刺身こんにゃくやウド・・酒の肴に、ご飯のオカズとしても(^^)
そして薬味にも使えます。辛みは少し強いですが、カツオのタタキに添えれば最強です!
手近なところでは納豆にもよく合います。
納豆に卵黄を落とし、あさつきの薬味で食す・・風邪の予防にもなりそうですp(^^)q
大寒から立春へ繋がる頃、このあさつきから始まり、
春になり5月の終わり頃まで・・移り行く季節の中で、春は美味しい食材が沢山控えています。
毎年とても楽しみです!