▲新潟の実家・収穫後の田には毎年、白鳥が飛来し、落穂などをついばんでいます。
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やいや:困ったとき、初めに出る言葉
(例)やいや どうしょばな:いやぁ どうしようかな
やけぱた:やけど
(例)やけぱたの跡が残った:やけどの跡が残った
やご:屋号
実家は昔からの農村地帯で、それぞれの家に屋号があり、因みにうちは「よへろん」と呼ばれていました。与平殿(よへいどの)→「よへいどん」がなまったと考えられます。都会化された現在では実家周辺でも本家でない限り、屋号は存在しないと思います。
*小学校の同級生の家の屋号に「じんごろべろん」がありました。甚五郎兵殿(じんごろうべえどの)がなまったものと思われますが、毎年クリスマスになると思い出します(^^)(~ジングルベル♪)
やっとこすっとこ:やっと やっとこさ ようやく
やぼこく:ズルをする
(例)やぼこいて学校休んだ:ズルして学校を休んだ
やま:田んぼのこと
(例)かかやまいったがね:かあちゃんは田んぼに行ったよ
やめる:痛む
(例)腹がやめてせつね:腹が痛くて切ない
やら:嫌だ
(例)やら 医者いかんたていい:嫌だ 医者にはいかなくてもいい
やれもか:無理やり
(例)やれもか医者連れていくろ:無理やり医者に連れて行くぞ
やろめら:野郎ども がきども
(例)やろめらがうるせてしょうがね:ガキ共がうるさくてしょうがない
~やんさ:~なのさ ~というのさ( ← ?? 苦(^^; )
(例)そうやんさ:その通りなのさ
(例)だめなんてやんさ:だめというのさ
雪のけ:雪かき 除雪
(例)はらっぱ雪のけが通ったすけ、やっと動かれる:(田んぼに挟まれた)1本道を除雪車が通ったので、やっと動くことが出来る
よいでね:大変だ 容易でない 手間がかかる
(例)よいでの仕事らね:手間がかかる仕事だね
ようて:(台所などで手を拭く)手拭き(手ぬぐい、もしくはタオル)
(例)ようて取ってくれや:手拭きを取って下さい
よくたかり:欲張り
よっぱら:退屈
(例)よっぱらになってしもた:退屈になってしまった
よばれる:招かれる
(例)祭りによばれた:祭りに招かれた
よむ:(果物が)熟す
(例)柿がよんでうっめそげになった:柿が熟してうまそうになった
よろっと:そろそろ
(例)よろっとけえろかな:そろそろ帰ろうかな
~ら:~だ
(例)夕はんは刺身ら:夕ご飯は刺身だ
らっくりする:楽になる 安心する
ラムネ:ビー玉
ラムネは勿論、飲み物のラムネから来ていると思いますが、子供の頃の遊び・ビー玉のことをもっぱら「ラムネ」と呼んでいました。
~らろも:~だけど
(例)そうらろも:そうだけど
ろうせばん:留守番
(例)ろうせばんしゃんかねぇ:留守番をしなければならない
わけしょ:若い衆 若い人
(類)わけしょねま:農作業を手伝う若い住み込みの人にあてがわれた専用の部屋
機械化されていない米作りは重労働で、こどもの頃、住み込みで手伝いをする男の人がいました。その人専用の個室があてがわれ、そこを「わけしょねま」と呼んでいました。
*「ねま」=「寝間」(寝る所・部屋 寝室)
また、田植え前に田を耕すことを「たぁぶち」→「田をぶつ」と呼んでいますが、重労働で、この作業をする若い衆を「たぁぶちわけしょ」と言っていた記憶があります。
わって:私たち
(対)なって:あなたたち
わとこ:うち 自分の家
(対)なとこ:あなたのうち(家)
▲友人宅が新潟市内双葉町にあり、夏は海で素潜りして遊びました。その日和山海岸冬景色です。